当ページのリンクには広告が含まれています。
【雑学】インドの神様「ガネーシャ」誕生秘話!
みなさんこんにちは!
「どんどん」です!
突然ですがみなさん。「ガネーシャ」という神様をご存じですか?
ガネーシャとはヒンドゥー教における神様の一人で像の頭を持った神様です。
このガネーシャはインドでは大人気の神様なんです!
(ちなみにインド(ヒンディー今日)は仏教などと同じで多神教ですのでいろいろな神様を崇めています。ちなみに曜日によってお祈りする神様が変わるのだとか・・・)
なぜ人気なのかというと、ガネーシャは商業や学問の神様とされており、インドの商店にいけば玄関に間違いなく置物や絵が飾ってあります。
また、車の中にガネーシャの絵を飾っているひとも少なくありません。
さて、像の頭を持つ特徴のあるガネーシャですが、最近ではゲームやアニメなんかにも名前が出てくることがあるので「名前を聞いたことはある!」という方は多いかもしれません。
でも「なんで像の頭に人間の体なのか」ご存じではない方は多いのではないでしょうか?
私も「まぁいろんな神様がいるしそんなもんなのかぁ」と思っていたのですが、インドに行った際にインド人から「ガネーシャ」についての面白い話を教えてもらいましたので、今回はこちらについてご説明いたします。
ガネーシャの両親について
ガネーシャに父親と母親がいるのはご存じですか?
ギリシャ神話や日本神話にも神々の親子関係がありますよね?
ヒンディー教にも神々に親子関係が存在します。
まず、ガネーシャの父親についてです。
ガネーシャの父親は「シヴァ」という神様です。
シヴァはヒンディー教の中でも主要な神様の一人であり、「破壊」と「再生」を司る神とされています。
シヴァもゲームやアニメで出てくることが多いのでご存じの方もいらっしゃるかと思います。
ちなみに私が初めてシヴァを知ったのはFF10です。
召喚獣として登場するのですが、FF10でのシヴァは明らかに女性!
その印象が強いのでガネーシャの父親と聞いたときはチョット混乱しました(笑)
ガネーシャの母親は「パールヴァティ」という神様です。
パールヴァティは慈愛の神と言われており、非常に美しい女神さまだそうです。
パールヴァティもペルソナ等のゲームに出てくるので何となく名前は聞いたことなる人もいらっしゃるかもしれません。
ガネーシャの父親「シヴァ」と母親「パールヴァティ」を見てみると人の顔。
子供のガネーシャを見ると像の顔。
不思議に思いませんか?
ではなぜ「ガネーシャ」が像の顔になったかのお話を紹介しましょう。
ガネーシャ誕生秘話
昔々あるところに「シヴァ」というめちゃくちゃすごい神様と「パールヴァティ」という美しい女神さまが一緒に暮らしていました。
ある日のこと。
パールヴァティは体についた汚れを洗っていました。
そしてその汚れを集めて人形を作りました。
パールヴァティはその人形に命を吹き込みガネーシャと名付けました。(この時はまだ人の顔!)
パールヴァティはガネーシャに「私が浴室に入っている間、何人たりとも入れてはいけせん。」と命じ、ガネーシャは浴室の見張りを始めました。
パールヴァティは美しい女神なのでいろいろな神がパールヴァティに近づこうとしますが、ガネーシャがガードしているため、誰も近づくことが出来ませんでした。
そんな中、シヴァが返ってきました。
ガネーシャはパールヴァティの汚れから生まれたのでシヴァのことを知りません。
シヴァもパールヴァティがガネーシャを産み出したことを知りません。
シヴァはガネーシャに「中に入れろ」といますがガネーシャは「NO!」と言いシヴァを中に入れません。
するとシヴァはガネーシャの態度に激怒してしまい、ガネーシャの首を刎ね、頭を遠くへ投げ飛ばしてしまいました。
するとそこにパールヴァティがやってきて驚愕。
シヴァに対し「あんた!何やってん!その子は私たちの子供やで!」といい、シヴァもビックリ!
そしてパールヴァティはシヴァにガネーシャの頭を探してくるように言いました。
シヴァはガネーシャの頭を探して出かけますが、見つけることが出来ません。
頭を見つけることが出来ず困っていたシヴァの前に1頭の像が現れました。
シヴァは「これや!」と思いつき、像の頭を切り落とし持ち帰ることにしました。
家に着いたシヴァは頭のないガネーシャに持ち帰った像の頭を取り付け復活させました。 めでたしめでたし。
ツッコミどころ満載!
神話に対してツッコミを入れるのはどうかとも思いますが、なかなかびっくりするシーンが多かったのではないでしょうか?
まずガネーシャの生まれ方に私はビックリ!
汚れを集めて作られたとは。。。
そしてシヴァの行動にも度肝抜かれますね。
自分の子供だと知らなかったとしても首刎ねて投げ飛ばすなんて・・・
しかも見つからないからって像の首で代用するとか。
神様の考えは凡人には到底わからないということですね。
さいごに
今回はヒンディー教の神様「ガネーシャ」をご紹介しました。
神話とかって調べると意外と面白くぶっ飛んだ神様って結構いるんですよね(笑)
また機会がありましたら他の面白い神様をご紹介いたします。
今回はここまで!
ではまた!
コメント